アニメで学ぶ防災!「東京マグニチュード8.0」1~3話のあらすじ・感想と防災情報まとめ

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突然ですが、皆さんは「東京マグニチュード8.0」というアニメをご存じでしょうか?大震災が起こった東京を舞台に、主人公の少女を中心に、被災者の目線でストーリーが展開される作品です。

かなりリアルだったり、トラウマになるような描写もありますが、この作品は震災の恐ろしさを知ると同時に、防災に関わるさまざまな「学び」を得ることができます。兄にアニメの存在を教えてもらい、筆者も視聴してみたいと思いました。

今回から4回にわたって、「東京マグニチュード8.0」のあらすじや感想をお届けします。また、各話での防災に関する学びもまとめていますので、気になる方はぜひVODで視聴してみてください。

目次

アニメ「東京マグニチュード8.0」とは?概要を確認!

まずは「東京マグニチュード8.0」がどういうアニメなのかを、簡単に解説します。

作品の概要

「東京マグニチュード8.0」は2009年7月10日から9月18日まで、フジテレビの深夜アニメ枠で放送されました。震災、という難しいテーマやトラウマになりかねない描写があるにも関わらず、地上波で放送されていたとは、驚きですよね。

原作のないオリジナルストーリーアニメで、放送後の2010年5月に、小説が発売されています。

舞台は巨大地震が発生し、甚大な被害を受けた東京。弟と共にお台場で被災した主人公の少女は、世田谷の自宅に向かい、バイク便ライダーの女性と共に歩みを進めます。

作品の原作はなし!構成を担当したのは…

オリジナルストーリーということで、原作者は存在しませんが、シリーズ構成を担当したのは脚本家の高橋ナツコさんです。高橋ナツコさんは「あたしンち」や「テニスの王子様」、「探偵学園Q」「妖怪ウォッチ」をはじめ、数々のアニメ作品の脚本を担当しています。

また、テレビドラマや映画、バラエティ番組などの脚本・構成なども行っており、今回ご紹介する「東京マグニチュード8.0」も、その世界観に引き込まれるようなストーリー展開です。

アニメ「東京マグニチュード8.0」が視聴できるVODは…

フジテレビ系列で地上波放送された「東京マグニチュード8.0」は、ブルーレイ、DVDも発売されました。現在はビデオオンデマンドでも配信されており、U-NEXTやFOD PREMIUM、dアニメストア、Netflixでは見放題配信中。無料での視聴が可能です。

このほか、music.jp、TSUTAYA DISCAS、Amazonプライム、ひかりTVなどでは有料レンタルで視聴ができます。Huluなどは配信をしていません。ちなみに、U-NEXT、FOD PREMIUM、dアニメストアは会員登録後無料で利用できる期間がありますので、こうしたサービスを活用して、視聴するのもよいのではないでしょうか。

筆者が「東京マグニチュード8.0」を視聴しようと思った理由

「東京マグニチュード8.0」は2009年に放送されたアニメですが、筆者は最近までその存在を知りませんでした。あるとき、実兄と仕事の話をしているときに「防災関連の記事執筆に携わっている」と言ったところ、「こんなアニメがあるけど知っているか?」と教えてもらったのが、このアニメを知ったきっかけです。

兄の話によると「トラウマになりそうなシーンがあるけど、それだけじゃなくて防災に関するいろいろな知識もあってけっこう役に立つ」とのことだったので、自身の学びのため、そして視聴して得た知識がどなたかの役に立てればと思い、アニメを見てみようと思いました。

余談ですが、筆者の家庭ではU-NEXTに加入しているので、無料で視聴することができました。U-NEXTではアニメや国内ドラマ・映画はもちろん、祖母がよく見る韓流ドラマ、次男の大好きな仮面ライダーや戦隊モノも多く配信されています。月々のポイント付与もあり、ポイントでレンタルできる映画やマンガも楽しめるので、これから加入しようと思っている方におすすめのビデオオンデマンドの1つです。

「東京マグニチュード8.0」1話あらすじと感想

ここからは、「東京マグニチュード8.0」の各話のあらすじと学び、感想をお伝えしていきます。まずは、第1話「お台場、沈む」です。

※ネタバレを含む内容もありますので、ご注意ください!

あらすじ

主人公・小野沢 未来(おのざわ みらい)は、名門の私立女子中学に通う1年生。予定の何もない夏休みを過ごすなか、共働きの親に弟・悠貴(ゆうき)の面倒を見るよう押しつけられる。ある日、弟の頼みでお台場のロボット展に足を運んだ2人は、突如東京を襲った大地震に巻き込まれる。

1話の学び

1話は未来がどういった女の子かを、夏休みが始まる前の学校、そして自宅にいる様子から読み取れる内容となっています。物語の最後に大地震が発生するため、災害や防災に関する学びは特にありませんでした。

感想

代わり映えのない学校生活、仕事で忙しく自分に興味がないように思える両親。思春期の女の子独特の心情が描かれている回でした。未来とは対照的に子どもらしさいっぱいに見える悠貴も、ケンカをする両親に気を使ったり姉の顔色を窺ったりする様子が見られます。

地震が起こり自分も大変ななか「悠貴!」と弟を心配する未来の様子に、それまでの描写ではあまり見られなかった姉から弟への愛情を感じました。

「東京マグニチュード8.0」2話あらすじと感想

続いて、第2話「壊れた、世界」のあらすじと感想をご紹介します。

あらすじ

発災の瞬間別々の場所にいた未来と悠貴。屋外にいた未来は、悠貴を探しに倒壊した建物へと入っていく。途中で知り合ったバイク便ライダーである日下部 真理(くさかべ まり)に助けられながら、二次災害が襲いかかるなか、未来は悠貴を探し続ける。

2話の学び

第2話では、大きな揺れが収まったあと、未来が悠貴を探すために倒壊した建物のなかへと侵入します。地震の影響で起こった火災、続く余震で建物のなかは非常に危険な状態でした。

アニメなので、悠貴を見つけるためにまだ子どもの未来が建物のなかへと入っていきましたが、実際の地震が起こった際にこのような行動を取るのは、自殺行為です。大切な人と離れ離れになった状態でも、避難指示に従い安全な場所へ避難することが重要だと、改めて感じさせられました。

感想

揺れにハンドルを取られ歩道に突っ込む自動車、次々倒壊する建物、けがを負った人たちなど、震災の恐ろしさを思わせる描写が多々登場し、緊張しながら見守りました。途中で出会った親切な大人、真理のおかげで未来は弟の悠貴と再会できましたが、真理の力がなければ未来は命を失っていた可能性が高いのではないかなと思います。

また、真理も母と4歳になる娘との3人暮らし。仕事中に地震に遭い未来たちと行動を共にしていますが、愛する家族との今後はどうなるのか、ストーリー展開も非常に心を奪われる内容となっていました。

3話以降の展開も目が離せない!

1,2話はまだまだ序盤という感じで、3話以降、どのように話が進んでいくのか気になるところです。地震は学校や職場、自宅にいるときだけ起こるものではなく、この物語のように外出先で被災する可能性もあることを、私たちも念頭に入れながら生活していく必要があります。

次回もストーリーや防災に関する情報をまとめていきますので、ぜひご覧ください。

備えておこう!おすすめの防災グッズ

これから用意しようと思っている方におすすめなのが「Defend Future」の防災士が監修した防災グッズ。自分でリュックに詰められるようになっていたり、簡単に手に入りやすい紙皿などは除いているなど、個人が防災にきちんと向き合えるようになっています。

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この記事を書いた人

大学・大学院にて日本語学を専攻。日本語教師を経て2018年よりライターに転身。子どもと学べる防災に関心を持ち、日々災害や備えについて勉強中。
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