こどものやけどを避けるのに注意したいのは?万一の際の対処法も解説

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小さなお子さまのいるご家庭では、家庭内での思わぬ事故に備え、室内の安全対策を取っているということも多いでしょう。こどもの室内での事故にはさまざまなものがありますが、「やけど」の危険は非常に高いので注意が必要です。

今回は、こどものやけど、火気による事故を避けるために注意したいポイントをご紹介します。

目次

こどものやけど事故は多い?

小さなこどもの行動は読みづらく、大人が思ってもみないことをする場合も多々あります。安全に室内で過ごせる対策をしていないと、やけどをはじめ、誤飲や転落、転倒、打撲などの怪我や事故が起こる可能性があるため危険です。

こどもに起こりやすい事故の1つであるやけどについて、件数や原因を見てみましょう。

データで見るやけど事故

医療機関からの事故情報によると、2020年12月までのおよそ10年のあいだに、2歳以下の乳幼児がやけどをした件数は約2000件です。やけどの原因は炊飯器や電気ケトル、加湿器、ストーブなどの機器によるもの、また熱い飲み物などをこぼすことなどが挙げられます。

最も多いのは「大人が目を離したとき」

こどもがやけどをしてしまうのはどのタイミングなのでしょう。最も多いのは、大人が目を離したときです。やけどに限らず、こどもの事故は大人が見ていないときに起こることが多いです。

ちょっとよそ見をしていた、大丈夫だろうと思ってトイレにいっていたというときに、暖房器具に触れたり熱いものの入った器をひっくり返したりして、事故につながることもあるので注意しましょう。

やけどの程度は…

多くは手指などを少しやけどをするくらいで、一度病院にいく、複数回通院するといった程度で済みます。しかし、なかには頭や顔をやけどしてしまう、お腹や胸にまでわたる広範囲のやけどを負うこどももおり、この場合は入院の可能性もゼロではありません。

こどもの皮膚は薄いため、おとなよりもやけどのダメージを負いやすく、重症化する、跡が残ってしまうということもあります。

やけど事故が起こる原因

自宅内でやけど事故が起こるのは、どのようなときでしょうか。原因として多くあげられるのは、次のようなものです。

手に届く場所に置いたもの

小さなこどもはいろいろなものに興味を示すため、目に入ったものが何かわからずとにかく「触ってみよう」と行動に出ます。手の届く場所に熱い飲み物が入ったコップなどを置いておくと、触ったりひっくり返したりしてしまい、やけどを負う場合もあるので注意が必要です。

また、アイロンや電気ケトルなどのコードを引っ張って熱い部分に触れやけどをする、中身をかぶる、テーブルクロスを引っ張って机の上にあった熱いものをかぶってしまうといったケースもあるため、手に届く場所に熱いものを置かないということはもちろん、コードやクロスなどの扱いもよく考えなければなりません。

暖房器具

冬場は、ストーブなどの暖房器具によるやけどにも注意したいところです。ガスストーブなどのようになかに本当に火がついているものは、吹き出し口に触れてのやけどはもちろん、ストーブのなかにおもちゃなどを入れ、火災につながる可能性も危惧しましょう。

また、ハロゲンヒーターや電気ストーブも、触れてやけどする、長時間あたって低温やけどをするなどさまざまな危険があるため扱いには慎重になる必要があります。

花火

夏にはお子さまと花火を楽しむご家庭も多いですが、花火もやけどの原因になることを忘れてはいけません。小さなお子さまは「花火は熱いから触れていけない」ということを知らないので、手を出したり近づいたりする可能性があります。

また少し目を離した瞬間に、火種となるロウソクに触れてしまうこともあるため危険です。

ちなみに筆者の長男は2歳頃、サンダルを履いて花火をしていて足に火の粉が飛び軽いやけどをしました。夏はサンダルで涼しく過ごしたいですが、小さなお子さまが花火をする場合には、靴下や丈の長い洋服で皮膚を守ることも必要なのかもしれません。

炊飯器や加湿器の湯気でやけどをすることも

炊飯器や加湿器は使用中に蒸気が発生しますが、この蒸気に触れ、額や手などをやけどしてしまうこともあります。火や熱いものに直接触れるわけではないのでたいしたやけどにはならなさそうだと思うかもしれませんが、熱い蒸気も近くで触れればお湯と同じです。

深いやけどになってしまうこともあるので注意しましょう。

やけど事故を防ぐためには

自宅内でのやけど事故を防ぐためには、安全対策を徹底する必要があります。どのような対策を取ると、お子さまがより安全に生活できるのでしょうか。

こぼれにくい、ふたが開かないものを使用する

熱い飲み物などの液体を扱う場合には、ふたのついたカップを使用するとひっくりかえして浴びる、ということを防げます。口の大きなカップにコーヒーや紅茶を入れて飲むと、優雅な気分を味わえますが、お子さまが小さいうちはふたつきのタンブラーや水筒のようなボトルを使用すると安全です。

保温性の高い入れ物なら飲み物を長時間置いておいても温度を保てるので、なかなか自分のタイミングで飲んだり食べたりできない忙しいママにもやさしいでしょう。

本体の置き場所や電気コードの扱いに注意する

手の届く場所に電気ケトルや炊飯器などを置かない、ということはもちろん、電気コードの扱いにも注意が必要です。本体を高いところにおいておけばある程度安心ですが、電気コードを引っ張ってケトルのなかのお湯をかぶってしまってやけどをする、本体が頭や顔などに当たって打撲をするといった恐れもあります。

高いところにあるコンセントを利用してコードをたらさない、壁などに固定して引っ張れないようにするなどの工夫で、安全を確保しましょう。

熱いもの、危険なものは手の届かない場所に

やけどの危険性があるものは、こどもの手の届かないところに置くのが鉄則です。テーブルの上にあるものも、テーブルクロスを引っ張って落とす、椅子や踏み台を使って取ってしまうこともあるため、お子さまが小さいうちはとにかく「手の届く場所には何も置かない」といったことを徹底すると、やけどをはじめとしたさまざまな事故を防ぐことができます。

また、ストーブのように床に置かないと使用できないものは、周辺にゲートを作って近づけないようにするなどの工夫をしましょう。

万一こどもがやけどをしたら…

どれだけ注意を払ったり対策をしたりしても、事故が起こってすまうことはあります。もしこどもがやけどをしてしまったら、どのように対処すればよいのでしょうか。

30分は冷やす

やけどをしてしまったら、すぐに冷やしましょう。最低でも10分、できれば30分くらい冷やすとよいです。シャワーや水道水を直接当てると刺激になるので、容器などに水を溜めてそこにやけどした部分を浸す、保冷剤をハンカチなどに包んでやけどした部位に当てるなどの方法で冷やすようにしてください(冷却シートのように皮膚に直接貼るものは避けましょう)。

もし服の上から熱湯を浴びてしまった場合は、服を脱がすと一緒に皮膚がめくれてしまうこともあります。服の上からシャワーを当てるなどして冷やすと、二次被害を防げます。

病院を受診する

冷やしながら、病院に連絡をして受診の予約をしましょう。やけどの範囲が狭い、ちょっとしたやけどである場合も、こどもの皮膚は繊細なので、念のため病院を受診するようにしてください。

ひどいやけどや水ぶくれができているといった場合にはわかりやすいですが、電気カーペットなどで低温やけどをした場合は、見た目ではわかりにくいこともあります。このようなときも自己判断で終わらせず、こどもが痛がる、様子がおかしいようであれば病院に行くようにしましょう。

ひどい場合は救急車を呼ぶことも検討して

重度のやけど、広範囲のやけどだと判断した場合は、冷やしながらすぐに救急車を呼びましょう。かかりつけの病院に連れていっても、予約などの都合ですぐに見てもらえない可能性があります。

自分では病院に行くべきか、救急車を呼ぶべきか判断できないというときは、救急安心センター事業「7119」に電話をするとよいです。救急安心センター事業は状況を伝えると、適切な判断・指示をしてくれます。

対処、対策を怠らずこどもの安全を守ろう

こどもは思いもよらぬ行動をとるので、安全に過ごすためには保護者の方が目を配ることはもちろん、安全に過ごせるような環境を整えることが重要です。やけどや大きな事故につながらないための対策をしっかりと行い、こどもも大人も快適に過ごせるとよいですね。

備えておこう!おすすめの防災グッズ

これから用意しようと思っている方におすすめなのが「Defend Future」の防災士が監修した防災グッズ。自分でリュックに詰められるようになっていたり、簡単に手に入りやすい紙皿などは除いているなど、個人が防災にきちんと向き合えるようになっています。

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この記事を書いた人

大学・大学院にて日本語学を専攻。日本語教師を経て2018年よりライターに転身。子どもと学べる防災に関心を持ち、日々災害や備えについて勉強中。
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