防災に繋がるキャンプ〜1歳児との宿泊キャンプレポート〜

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昨年、我が家の1歳の娘が
宿泊キャンプデビュー
しました。

数年前から大流行しているキャンプですが、
「子連れキャンプ」のハードルは高く

キャンプ歴5年以上となる我が家でも、
実際にキャンプへ小さな子どもを連れて行くことは
”未知の領域”でした。

ただ一度やってみると、
「すごく良い!またやりたい!」

そんな気持ちになったのと同時に、
家とは違う環境のキャンプに慣れることで、
災害時の避難状況下でも、
親も子も環境の変化に対するストレスが軽減できる
と思いました。

こちらの記事では、子どものいるファミリーへ向けて、
キャンプが防災としてもおすすめの理由
実際のファミリーキャンプのリアルをレポートします!

目次

ファミリーキャンプ〜キャンプの時に子どもにとって必要なもの(1歳児連れの例)〜

1歳児を連れての宿泊キャンプをした際に、
子ども用に用意した持ち物をご紹介します。

もちろん子ども1人1人必要なものは異なりますが、ぜひ1つの家族の体験として参考にしてみてください。

ミルク

子どもが1歳ちょっとで宿泊キャンプデビューした我が家では、
夜寝る前にミルクを飲むリズムが固定されていました。

多くてもだいたい1日2回しか飲むことがなかったため、
”既に作成したミルク”の入った哺乳瓶をボトル用の保温バッグに入れ、
後はお湯の入った保温ポット、
翌朝お湯が冷めている場合はバーナーで沸かします。

※AC電源付きのサイトでは、
ケトルをコンセントに繋いでお湯を沸かすことも可能。
(ケトルは電気を多く消費するので、キャンプ場のワット数の使用限度も確認しましょう!)

以前ご紹介した「液体ミルク」も便利でおすすめです。

ミルクを卒業している子には、お気に入りの紙パックのジュースをぜひ用意しましょう!
”お気に入り”というのがポイントです。

離乳食、お菓子

離乳食は、パウチや箱に入った市販のものを持っていきました。
子どもが好きなパンやバナナ、お気に入りのお菓子も必須です。
ここでも”お気に入り”がポイント☆

非常食としても、ストックできる市販の離乳食。

普段市販の離乳食を食べていないお子さんでも、
キャンプで取り入れていると、
味に慣れて災害時の不安が少し解消されます。

キャンプをきっかけに、非常食に慣れましょう!

おもちゃ、本

お気に入りのおもちゃや本を荷物が許す限り持っていきました。

ファミリーキャンプの荷物は多く、
いかに荷物を減らすかもポイントにはなってくるのですが、
子どものお気に入りグッズは必須アイテムです。

我が家は、iPadも活用しています。

もちろん見過ぎることは良くないですが、
テント設営時や撤去時、子どもが集中してほしいとき等とても役立ちます!

※電波の入らないキャンプ場もあるので注意。

着替え

テントや外で過ごすので、朝晩の寒暖差が心配となります。

夏でも羽織りものを持って行ったり、
昼間は汗をかくことも多いので、子どもの着替えは多めに持っていきます。

冬気温が下がるので、いかに暖かく過ごせるか考えて準備してください。

夜間の温度差は夜泣きにも繋がるので、
いかに温度調整を上手くできるかが勝負です!

体温計

小さい子どもは熱を出しやすいため、
キャンプに限らず外泊の際は体温計を持ち歩いています。

キャンプの場合、
いつもと違う環境で興奮して熱を出してしまう場合も想定できますよね。

エアーベッド

空気を入れて膨らむエアーベッドは、
子どもの寝やすさなどを考えて
初めてキャンプに取り入れました。

車に繋いでも、電源に繋いでも膨らむエアーベッド、とても便利です!

地面からの冷えも防げ、
子どもも居心地が良さそうでした。

子連れキャンプ中のリアルな悩み

慣れない環境下で過ごすことで、
不安が大きい子連れキャンプ。

実際に体験して浮上した、
子連れキャンプならではの悩みと問題点をご紹介します!

子どもの居場所問題

ちょうど1歳前後となるとハイハイができる子もいて、

実際のテント設営時の時のこと・・

こんな風にマットを敷いて遊ばせていても、
気がつけばシートの外へ。

この時は結局、抱っこ紐に入れて設営しました。

これまで地面が土のキャンプ場と芝生のキャンプ場で
子連れキャンプを経験しましたが、
子連れキャンプには断然「芝生」がおすすめです!

地面が砂や土の時よりも
芝生の方が地面が柔らかく、石もないので、
子どもが直に座っても安心できます。

実際に、子どもも自由に動き回れて嬉しそうでした。

子連れキャンプ初心者の方は
ぜひ「芝生」のキャンプサイトからスタートしてみてください。

子どもが寝てくれない問題

子連れキャンプで一番心配なのが、
子どもの夜泣き。

普段と異なる環境では、夜泣きしてしまう子どもは多いと思います。

夜泣きを必ず防ぐ!というのは難しいですが、
少し不安を解消できることはあります。

①お隣のキャンパーさんへご挨拶をして、小さい子どもがいることをお伝えする。
②車をテントに横付けできるサイトへ宿泊し、夜泣きがひどい場合は車の中で過ごせるようにする。

子どもが泣くのは仕方ありません。

ただ周りの方への配慮は必要となるので、
事前にお伝えすることやいざとなった場合の手段を用意しておくと安心です。

1歳児連れのファミリーキャンプを通じて感じたこと
〜これからキャンプを始める方へ〜

キャンプをまだやったことがない方にとって、
キャンプは「難しそう」「大変そう」という気持ちや様々な懸念点があると思います。

ただその魅力に気がつくと、
家族での新たな発見があるはず・・!

これからキャンプを始めてみたいと思う方へ、
ぜひお伝えしたいことがあります。

とにかく回数をこなす!

キャンプは、とにかく回数をこなせばこなすほど、
余裕が出て、楽しめるようになります。

そして、回数を重ねるごとに
その魅力に気がつくことでしょう。

キャンプ場にも様々なタイプがあります。

まず初心者の方は、
トイレや水道をはじめとする設備の整ったファミリーキャンプ場から探してスタートしてみてください。

テントで一夜を過ごすができれば、自信に繋がる!

キャンプでの大仕事テント設営」

初めてキャンプをする際は、
いきなりテントを購入するのではなく、

レンタルのテント設営をお手伝いしてくれるキャンプ場や
既にテントを設営してくれているキャンプ場を利用すると、より気軽にキャンプに挑戦できます。

まずはテント設営よりも、テントで快適に過ごすということを意識してみてください!

無駄を省いたキャンプがおすすめ!

キャンプをする際にやりがちなことが以下の2点です。

・食材を大量に買って余らせてしまう
・凝った料理をして洗い物が大量に出る

これは、キャンプを大変にしてしまうポイントでもあります。

特に子連れの場合はいかに「時間に余裕を持つか」
キャンプ成功への秘訣になるので、
最初はシンプルで良いのです。

具体的には、食事をお湯だけで出来るカップラーメンや
防災用の非常食を取り入れてみることがおすすめ。

わざわざ作らなくても、
キャンプをしながら食べるものは
立派な「キャンプ飯」です!

我が家の場合回数を重ね、
ファミリーキャンプでも水道なしのキャンプ場で
キャンプできるほどになりました。

ゴミもあまり出ません。

これって、災害発生時にとても役立つと思いませんか?

防災に繋がるキャンプ、ぜひ体験を!

普段と違う環境で、子どもを連れて過ごすというのは、
ハードルが高いものです。

私自身も子連れキャンプデビューをするまでは、
心配しかありませんでした。

しかし、いざやってみると、
いつもと違う環境で過ごすことで
自分自身がリフレッシュでき、
また行きたいなと思うようになりました。

何回かやっていくと、
キャンプという限られた持ち物と環境での生活を意識し、
災害発生時にも役立つことが見えてきました。

キャンプを通じて、
家族で不便さを楽しむことが可能になります。

このことで
ささやかな幸せが大きな幸せに感じられるようになるんです!

キャンプブームの昨今、
キャンプを始めてみたいけど子どもが小さい・・
と諦めている方もいるかもしれません。

キャンプは子どもが生後いつから・・
と決まりはないので、
まずはスマートにやってみることから♪

始めてみてはいかがでしょうか?

備えておこう!おすすめの防災グッズ

これから用意しようと思っている方におすすめなのが「Defend Future」の防災士が監修した防災グッズ。自分でリュックに詰められるようになっていたり、簡単に手に入りやすい紙皿などは除いているなど、個人が防災にきちんと向き合えるようになっています。

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この記事を書いた人

夫、娘、犬と暮らす新米ママライター。
大学卒業後、ホテルやキャンプ場で働く。自然の多い山梨県と静岡県に移住したことで、防災について関心を持つ。防災の他に、旅、子育て、キャンプなどの記事を執筆しています。
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