防犯砂利を買うならホームセンターが便利!おすすめ6選

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不審者が近づいてきたことを「音」で知らせる防犯砂利。

住宅の庭や裏道などに敷いて防犯対策とするほか、雑草が生えるのをおさえたり、泥で靴が汚れるのをふせぐことなども期待できます。

今回は、防犯砂利の音ってどのくらい?といった疑問から素材の種類、そして敷くことによるデメリットを解説します。

そして、豊富なラインナップが魅力のホームセンターで購入できるおすすめ6選をご紹介します。 

ぜひ防犯対策をすすめるときの参考にご覧ください。

目次

防犯砂利に効果はある?音の大きさ・不審者の傾向から解説

はじめに、防犯砂利の音はどの程度なのか、不審者の侵入対策に効果はあるのかといった疑問を解決しましょう。

防犯砂利の音の目安 

防犯砂利を踏んだときにでる音は「およそ70db(デシベル)以上」だとされています。

70dbの大きさとは、人が「うるさい」と感じる程であり、その目安は「騒々しい事務所の中や街頭」「セミの鳴き声(騒音発生源からの距離2m)」ほどだとされています。【参考】日本騒音調査ソーチョー「騒音値の基準と目安」

音の大きさの感じ方には個人差があるので一概には言いきれませんが、防犯砂利は「人が気になるほどの音」がでるものだと言えるでしょう。

不審者の嫌がるものの1つが「音」

住宅に侵入する泥棒などの不審者には、4つの嫌がるものがあると言われています。それが「目・光・時間・音」です。

近所の人など誰かが見ている「目」、夜間センサーや防犯ライトといった「光」、2重ロックのような侵入に「時間」を要するもの、そして防犯ブザーなどの「音」です。

まさに、防犯砂利は「音」によって不審者を威嚇するため、効果が期待できるでしょう。

防犯砂利の種類

ここでは防犯砂利の種類として「ガラス・天然石・瓦」を取りあげ、それぞれの特徴をみていきましょう。

ガラス|軽くて大きな音がでるので購入しやすい

ガラスを溶かし発泡させて作られた防犯砂利は「大きな音」がでます。内部に多くの空気があるため「軽く・水をとおしやすい」のが特徴です。

価格も比較的安価で購入しやすい反面、それほど強度が高くありません。そのため、踏みつけられて小さくなる、軽いために風などで飛ばされやすいといった面があります。

天然石|重量感と耐久性にすぐれている 

天然の岩石や溶岩でつくられた防犯砂利は、落ち着いた色味でデザイン性を重視する庭園に向いているでしょう。

耐久性にすぐれており、ガラスより重いので風で飛ばされる心配は少なくなります。その反面、運搬などの作業に体力を要する、ほかの素材とくらべて「音」が劣るとされています。

瓦(かわら)

瓦独特の風合いが住宅のイメージと一致することも期待でき、デザイン性でもえらびやすい防犯砂利です。

主に廃瓦で作られ水に対する耐久性があるため、雨で飛ばされるリスクが小さくなります。

価格は安価でつかいやすいものの、他の素材よりも音が小さくなるので、あまり大きな音を出したくない場所に適しているでしょう。

買ってから後悔しないために防犯砂利のデメリットも知る

防犯砂利には購入前に知っておきたい注意点もあります。気をつけたい5つのことをおつたえします。

大きな音が近所迷惑になることも

防犯砂利の大きな音が、ご近所の方にとって迷惑となる場合があります。頻繁に歩くところに防犯砂利を敷いていると、夜間だけでなく日中でもその音が耳障りに感じられることもあるのです。 

玄関などよく通る場所には防犯カメラや人感センサーを設置する、防犯砂利は自宅の裏側に敷くなどの対策を検討するのもよいでしょう。

くだけて飛ばされることも

軽い材質をつかった防犯砂利は、なんども踏まれているうちに砕けてしまったり、風で飛ばされる可能性があります。その結果、砕かれた砂利が粉塵(ふんじん)となって車や道を汚すことも。

防犯効果としての「音」も購入当初より小さくなるため、新たな砂利の補充が必要となることもあります。 

車椅子やベビーカーが通りにくい

砂利の道は土やコンクリートとくらべて、車椅子やベビーカーが通りにくくなります。

出産や介護などライフサイクルを見通して毎日の生活に不便が生じないよう、防犯砂利をつかうかどうか、またはどこに敷くかを検討することも必要でしょう。

転んでケガをするリスクがある

砂利は土とくらべてクッション性がなく、また砕けた砂利がとがっている可能性もあるため、転んだときにケガをする危険性があります。

小さいお子さんは大人のように体のバランスがとれない時期もあるため、とくに気をつけましょう。

雑草が取りにくくなる

雑草対策もかねて防犯砂利を敷くこともあると思いますが、完全に雑草を防ぎきれるとは限りません。土なら根こそぎ抜くのも簡単ですが、砂利が敷いてあると石が邪魔で根っこから抜くのは困難になることも。

雑草が気になるときは、除草シートのうえに防犯砂利を敷く方法があります。

防犯砂利の購入はホームセンターのオンラインショップで楽々!

ここからは、ホームセンターのオンラインショップで購入できるおすすめ防犯砂利3選をご紹介します。

配送されるのが便利なのはもちろん、ホームセンターのサイトには防犯グッズや園芸用品もまとめて掲載されているので、関連グッズを手軽に購入できるでしょう。

アイリスオーヤマ|80dbと大きな音

出典:アイリスプラザ「防犯防草のジャリ 60L 3色ミックス MIX-60」

「音」の防犯効果を重視したい方におすすめなのがこちらの商品。リサイクルガラスでつくられており、80dbと救急車のサイレンなみの大きな音で不審者を威嚇する効果が期待できます。

砂利には雑菌や虫の発生原因にならないための加工がほどこされているので、衛生面が気になる方にはとくに適しているでしょう。

大粒タイプには6色、小粒タイプは2色と種類が豊富なので、敷く場所のイメージにあわせてチョイスできそうですね。

【商品情報】
容量(1袋):20L・40L・60L
1㎡あたりの使用量:約40L(厚さ5cmの場合)

DCM|天然石で安心

出典:DCMオンライン「マツモト産業 防犯砂利  」

「リサイクルガラスは安全面で心配・・」という方におすすめなのが、こちらの天然石でつくられた防犯砂利です。天然石は粉々になりにくいため商品の品質を長く保つことができます。

天然石は重みがあるので風のある日でも飛ばされにくく、少なくなった砂利を補充する手間がかかりません。

「音」も74デシベルと防犯砂利としての効果が期待できる大きさなので、安全性と機能性の両方をかねそなえた商品になっています。

【商品情報】
容量(1袋):10kg
1㎡あたり使用量:約4~5袋(推奨厚さ4㎝の場合)

コメリ|瓦でできた防犯砂利

出典:KOMERI.COM「テラダ 瓦チップ 12kg」

ナチュラルな風合いをいかしたい方におすすめなのが、廃瓦をくだいて作られたこちらの商品。瓦の質感が自然と調和し、お庭に敷いてあるのを眺めるだけでも癒やされそうですね。

透水・保水性にすぐれているので、ガーデニングの鉢底につかったり、雨の日のぬかるみ防止にも適しているでしょう。

コメリのホームページでは、踏んだときにでる“ジャリジャリ”とした音を動画で聞くことができるので、購入前にチェックできるもの嬉しいポイントです。

【商品情報】
容量(1袋):約12kg
1㎡あたり使用数:約5袋(厚さ5cmの場合)

防犯砂利はホームセンターで実物をみて購入

ここからは「購入前に実物を見たい」という方にむけて、ホームセンターで受け取りできる防犯砂利おすすめ3選をご紹介します。

サイトによっては取扱い店舗や在庫状況が確認できるので、参考にするのもよいですね。

ビバホーム|国産の天然石  

出典:ビバホーム「天然石の防犯ジャリ 緑淡石」

国産の天然石からつくられたこちらの商品には、3種類(御影石・緑淡石・桜花石)あります。

石の微妙なちがいにもこだわって選びたい方から、見た目は一般的な砂利と変わらない自然な防犯砂利がほしい方まで幅広いニーズに適しているでしょう。

音の大きさは72dbと防犯効果も期待でき、かつ砂利を敷くことで雑草が生えてくるのをおさえられるのも嬉しいポイントです。

ホームページには砂遊び用の砂も掲載されており、小さいお子さんがいる方はあわせて購入を検討できるのも、ホームセンターならでは便利さです。

【商品情報】
容量(1袋):約15kg
1㎡あたり使用数:約4~5袋

カインズ|消臭・土質改善効果

出典:カインズ オンラインショップ「環境にやさしい板ガラスリサイクル商品」

こちらはカインズオリジナル商品の防犯砂利で、リサイクルガラスからつくられています。

商品には消臭や水の浄化・土質改善の効果もあるので、防犯やガーデニングに適しているほか、土特有のにおいが気になる方にもおすすめです。

色はシンプルなホワイトであらゆるものに馴染み、思いどおりのお庭を演出できるのではないでしょうか。

【商品情報】
容量(1袋):20L
1㎡あたり使用数:2袋程度(厚さ4㎝の場合)

ロイヤルホームセンター|固くて長持ち

出典:ロイヤルモール「くずれにくい防犯・防草ジャリ ブラウンベージュ 40L」

こちらはエクステリア資材や園芸資材などをあつかう昭光物産株式会社の商品です。

さまざまな砂利をあつかっているだけあり、同メーカー他商品とくらべてくずれにくく、固くて長持ちするのが特徴となっています。

踏むとジャリっと音が鳴って不審者の侵入をふせぎ、風で飛ばされにくい性質もあるので日常的にも使いやすいといえるでしょう。

色はブラウンベージュとホワイトグレーから選べます。

【商品情報】
容量(1袋):約40L(充填時)

まとめ

防犯対策にはカメラやセンサーなどあらゆるものがあり、迷うことがあるかもしれません。

そのようなときは、不審者が嫌がるとされる「目・光・時間・音」を念頭において検討するとよいでしょう。

今回ご紹介した防犯砂利は「音」による不審者対策ですが、ホームセンターには多種多様な防犯グッズをあつかっているため、検討しやすいというメリットがあります。

大事なのは「いまできる備えにとりくむ」ことです。

愛知県刈谷市のように防犯用具の購入費を補助してくれる市町村もあります。このような制度も活用しながら、ぜひ防犯対策にとりくんでいきましょう。

(以上)

備えておこう!おすすめの防災グッズ

これから用意しようと思っている方におすすめなのが「Defend Future」の防災士が監修した防災グッズ。自分でリュックに詰められるようになっていたり、簡単に手に入りやすい紙皿などは除いているなど、個人が防災にきちんと向き合えるようになっています。

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この記事を書いた人

東北出身&在住フリーライター。
広告代理店・NPO・行政で勤務後、在宅ワーカーに転身。
妊娠中に東日本大震災に遭い、津波から避難・仮設住宅で子育てをする。
本サイトでは「命を守るために知っておきたいこと」「日常に潜むリスクへの備え」などについて発信します。
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