水害とは水による災害の総称。多発する水害から身を守る、対策、保険について知ろう!

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みなさんは、水害と聞いて何を思い浮かべますか?

地震による水害、大雨による水害…

最近では、たくさんの水害が身近に起こっていますね。

今回は、水害の被害から自分を守るための知識をご紹介します!

目次

水害とは水による災害の総称

水害は、水による災害です。

同じ水による災害でも、全く別の災害でありそれぞれ怖さがあります。

そのひとつひとつをご紹介します。

洪水

大雨や雪などの影響で河川の水量が異常に増加することや、その増大した水が氾濫し、河川から水が溢れることです。

一般的には、堤防の決壊や河川の水が堤防を越えたりすることにより起こる氾濫を洪水と言います。

波浪

高い波により大きな災害が発生することです。

気象庁から出される波浪警報は、高波による遭難や沿岸施設の被害など、重大な災害が発生するおそれがあると予想したときに発表されます。

高潮

台風や気圧の降下により海面が上昇することです。

このことにより、海岸付近の土地に浸水をしたり、堤防の決壊や船舶の流出などの災害が起こることがあります。

気象庁から出される高潮警報は、台風や低気圧等による異常な潮位上昇により重大な災害が発生するおそれがあると予想したときに発表されます。

津波

大規模な地震によって震源に近い海底に上下方向のずれである断層が現れ、それによって生じる面の盛り上がりや落ち込みによって起こる波のことです。

海面付近だけの現象である波浪に対し、津波は海底から海面までの全ての海水が動き、大きな海水の塊となって押し寄せてくるため被害も大きくなる傾向があります。

内水氾濫

台風による集中豪雨やゲリラ豪雨によって、排水路や下水道が雨水を流しきれなくなり、街の中に溢れ出した雨水が溢れて市街地が浸水してしまうことです。

内水氾濫は近くに河川がない場合でも発生し、近年とても増えている災害のひとつです。

外水氾濫

台風や大雨によって、河川が氾濫することや堤防が決壊してしまうことにより、市街地へ水が流れ込んでしまうことです。

内水氾濫に比べ勢いが早く、建物や自動車などの大きな物が流されたり、人が逃げ遅れることで、被害が大きくなることが予想されます。

参照:「気象庁」https://www.jma.go.jp/jma/index.html

水害の危険度は、ハザードマップを見て事前に情報を得る!

いくつも種類のある水害ですが、ハザードマップで事前に自分の身の回りの危険度を把握することが可能です。

ハザードマップは各自治体で公表されているので、ぜひ一度確認をしてみてください。

国土交通省が運営する「ハザードマップポータルサイト:​​​​https://disaportal.gsi.go.jp ​​​​​​」では、自分の住む県や市町村を入力して検索ができるので便利です。

水害の被害は、火災保険で補償される!

自分の家が水害による被害を受けてしまったら、どうしますか?

そんなときに役に立つのが、火災保険です。

火災保険は火事が原因の時だけに補償されると思いきや・・

実は、水害による被害(水災・・保険では水害のことを水災という)を補償してくれる保険でもあります。

ただし、補償対象になる被害、ならない被害と基準があるので、その事例をご紹介します。

保険で水災とされる事例

火災保険で水災とされる事例をご紹介します。

・台風や暴風雨、豪雨などによる洪水被害

・台風や暴風雨、豪雨などによる土砂崩れや落石による被害

・高潮による被害

・融雪による洪水被害

これらが火災保険で水災とされ、補償対象になる事例です。

しかし、同じ水による被害でも水災とみなされず、補償の対象外となってしまう場合もあります。

保険で補償されない事例

水災とみなされない事例をご紹介します。

・地震による津波の被害

・豪雨や台風などにより、自分の家のものが倒れ隣の家に被害を与えた場合

・水災に遭い、怪我をした場合や他人に怪我を負わせた場合

・洪水で、車が水没して壊れた場合

・豪雨による土砂崩れや洪水により自宅の外壁などが破損した場合でも、再調達価格の30%未満の損害とみなされた場合

これらの場合は、火災保険ではなく、地震保険や車両保険で補償される場合があります。

それぞれの保険も火災保険同様に補償対象になる基準があるので、改めて自分の加入している保険の補償内容を確認してみると安心です。

水災のための保険が必要かどうか確認をしましょう

保険会社の内容によっては水災の補償を付帯しなければ火災保険料が安くなる場合があり、実際には水災補償を付けていない方も多いそうです。

また、住んでいる場所によっても水災補償の必要性が変わってくるので、いずれにしても前項に登場したードマップを確認することが大切となります。

ハザードマップを確認し自分の住む場所に水害の危険がある場合には、火災保険で水災の補償を付けるかどうか検討しましょう。

参照:「三越伊勢丹でほけん〜保険ブログ:保険に関するお役立ちブログ」

https://insurance.micard.co.jp/blog/201211/#i

事前の知識と情報で水害から身を守ろう!

いかがでしたか?

最近すごく多い水害ですが、備蓄などの目に見える災害対策準備だけでなく、ハザードマップや保険の見直しも大切な災害対策のひとつです。

これを機に、自分に必要な水害対策を考えてみませんか?

備えておこう!おすすめの防災グッズ

これから用意しようと思っている方におすすめなのが「Defend Future」の防災士が監修した防災グッズ。自分でリュックに詰められるようになっていたり、簡単に手に入りやすい紙皿などは除いているなど、個人が防災にきちんと向き合えるようになっています。

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この記事を書いた人

夫、娘、犬と暮らす新米ママライター。
大学卒業後、ホテルやキャンプ場で働く。自然の多い山梨県と静岡県に移住したことで、防災について関心を持つ。防災の他に、旅、子育て、キャンプなどの記事を執筆しています。
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